浸水被害

2015年09月19日 21:43

このたび浸水被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

9月10日(木)レッスン後にニュースをチェックしていたところ、鬼怒川の堤防が決壊し、家が流され、広い範囲が浸水被害にあっていることを知り、血の気が引く思いでした。


本日、常総市の当教室の生徒さんとECCホームティーチャーのお宅に、物資のお届けとお掃除のお手伝いにいってきました。

私自身も必要と思われるものを用意しましたが、まだまだ足りないため、当教室の生徒さんのお宅にもお声掛けしました。その結果、玄関に入りきらず廊下に溢れるほどたくさんの物資を寄付していただきました。

↓は、現地で使用しやすいよう、仕分けをしたときの画像です。このほかにまだ沢山あります。

掃除道具・衛生用品・飲料・食料・タオル・ブランケット・ラグなどなどを車に乗せると、荷台も後部座席もパンパンになりました。使えそうなものがないかおうちの中を探してくださった方、貯蔵していたものをお持ちくださった方、買いに行ってくださった方、取り寄せているものをお持ちくださった方、お友達に声をかけて預かってきてくださった方、本当にありがとうございました。

全て必要な方にお渡ししてきました。

掃除用具は本日も使用しましたが、また後日お手伝いに伺った際に使わせていただきます。


外を歩くと、生徒さんの頭のてっぺんと同じ高さまで植物が泥の色に染まっていました。

生徒さんは元気な笑顔で迎えてくれました。この笑顔を守ってきたおうちの方は、本当にお辛い中頑張っていらっしゃると思います。

こどもの笑顔に救われるぶん、不安にさせまいと気を張りつめておうちの方が疲れてしまうことが心配です。

また、そのような状況の中でも、工事費用・車の買い替え費用・家具の買い替えやクロスの張替・電化製品の買い替え等で出費がかさむため、すぐにでも働かなければならない状況です。

せめて元通りの生活に戻る入口が見えれば、少しは気持ちが楽になると思うので、引き続きお手伝いに伺いたいと思います。


以下、次回持って行こうと思っているものです。何が必要かわからないという方は参考になさってください。

粉塵が飛んでいるため、洗眼薬があるといいと思います。

ゴミ袋はいくらあっても足りないそうです。

ゴミ集積所で粗大ごみは捨てられるそうですが、一般ごみの収集がないため、あちらこちらでゴミが山積みになっています。持ち帰れるといいですね。

ご近所の方の話では、ペット用品があまりないそうです。

こどもたちは遊びにいけない状況の中、家の中で喧嘩もせずに遊んでいました。おうちの方が大変だということがわかるのですね。これまでに制限していたゲーム機を、今はずっと与えている状況だそうなので、こどもたちが室内で遊べるようなものが何かあるといいと思います。こどもたちのわがままが聞けるようになる日が待ち遠しいですね。


晴天が続き、床下の乾燥や消毒作業などが順調にすすみますように。

そして、不安や解決しようのないネガティブな言葉を誰かに漏らして、少しでも楽になってもらえたらと思います。